WeckMethodのロープエクササイズとは?身体を連動させてラクに動くための新しいエクササイズ

「運動しなければと思っているけれど、筋トレはちょっと苦手…」

「以前より身体が硬くなった気がする」

「歩く、立ち上がる、振り向くといった何気ない動作が、昔よりスムーズではなくなってきた」

40代・50代・60代になると、このような身体の変化を感じる方は少なくありません。

そんなとき、「もっと筋肉を鍛えなくては」と考える方も多いのですが、身体を動かしやすくするために大切なのは、筋力だけとは限りません。

足元から脚、骨盤、体幹、肩、腕までをつなげて、身体全体を上手に使うこと。

そんな「身体の連動」に着目したトレーニング方法のひとつが、 WeckMethod(ウェックメソッド)です。

その中でも、今回ご紹介するのがロープを使ったエクササイズです。

ロープと聞くと、「腕で振り回す激しいトレーニング?」と思われるかもしれません。しかし WeckMethodのRMT® Ropeを使ったトレーニングは、一般的な縄跳びやバトルロープとは異なり、ロープの流れやリズムを利用しながら、身体全体をひとつにつなげて動かしていくことを重視しています。

福岡県久留米市・佐賀県唐津市周辺で、「激しい筋トレではなく、これからのために動きやすい身体をつくりたい」という方にも知っていただきたいエクササイズです。

目次
WeckMethod(ウェックメソッド)とは?

WeckMethodは、筋肉を部分的に鍛えることだけではなく、回旋や重心移動などを取り入れながら、身体全体を連動させて動くことに着目したトレーニングメソッドです。

一般的な筋力トレーニングでは、「太ももを鍛える」「腹筋を鍛える」「背中を鍛える」といったように、特定の筋肉に負荷をかける方法も多く用いられます。

もちろん筋力を保つことは、年齢を重ねてからもとても大切です。

一方、実際の日常生活を考えてみると、私たちは一つの筋肉だけを使って生活しているわけではありません。

たとえば歩くとき。

足を前に出すだけではなく、足裏で地面を感じ、脚が動き、骨盤が動き、体幹が関わり、腕も自然に振られます。

振り向くときも、首だけではなく、胸郭や体幹、骨盤、足元までが関係しています。

このように、身体は本来、いくつもの部位が協力しながら動いています。

WeckMethodでは、こうした身体のつながりや回旋運動、バランス、重心移動などを意識しながら、より機能的な身体操作を学んでいきます。

つまり、「どれだけ強い筋肉をつくるか」だけではなく、「自分が持っている身体を、どう上手に使うか」という視点があるのです。

WeckMethodではなぜロープを使うの?

ロープの流れや重さを感じながら動くことで、腕だけではなく体幹や下半身まで参加させ、左右の身体、回旋、重心移動、リズムを一緒に練習できることが大きな特徴です。

WeckMethodでは、RMT® Ropeという専用ロープを使ったトレーニングがあります。

ロープを左右に振ったり、身体の前後に流したり、円や8の字のような軌道を描いたりすると、ロープそのものが動き続けます。

その動きに身体を合わせようとすると、腕だけを力任せに使うよりも、身体全体を使ったほうがロープがスムーズに流れることに気づきます。

WeckMethod公式でも、RMT® Ropeは全身の動きを統合し、身体を一つのシステムとして動かすために設計されたロープとして紹介されています。

ロープエクササイズでは、主に次のような要素を意識していきます。

  • 身体の左右を使う
  • 腕だけでなく体幹や下半身も一緒に動かす
  • ロープの流れからリズムを感じる
  • 身体をひねる回旋運動を取り入れる
  • 右から左、左から右への重心移動を感じる
  • 足元から上半身までのつながりを意識する
  • タイミングやコーディネーションを練習する

WeckMethodのロープトレーニングには、連続した動きの中で自然な「流れ」をつくる考え方があります。

最初はロープが思った方向へ行かなかったり、左右で動かしやすさが違ったりするかもしれません。

けれども、それも大切な気づきです。

「自分は右側は動かしやすいけれど、左側はぎこちない」

「腕に力を入れすぎると、かえってロープが動かない」

そんな自分の身体の特徴を感じながら、少しずつ動き方を学んでいきます。

ロープは腕だけで回すものではありません

WeckMethodのロープエクササイズは、腕の筋力だけでロープを回す運動ではありません。足元から脚、骨盤、体幹、肩、腕へと力や動きをつなげていくことがポイントです。

初めてロープを持つと、多くの方が一生懸命「手」で回そうとします。

すると肩や腕に力が入りやすくなり、「思っていたより疲れる」「ロープがきれいに回らない」ということがあります。

ところが、足元から身体全体を使ってみると、感覚が変わります。

右にロープを流すときには右側へ体重を移し、次に左へ流れるときには左へ重心を移す。

その動きに骨盤や体幹の回旋が加わり、最後に肩や腕がついてくる。

このように動くと、ロープの動きと身体の動きが少しずつつながってきます。

つまり、ロープは単なる運動器具ではなく、「自分の身体がつながって動いているか」を感じるためのツールにもなるのです。

上手に回そうと頑張りすぎることよりも、ロープの流れを感じることが大切です。

「身体の連動」とはどういうこと?

身体の連動とは、足・脚・骨盤・体幹・肩・腕などがそれぞれ単独で動くのではなく、お互いに協力しながら一つの動作をつくることです。

「身体の連動」と聞くと、少し難しく感じるかもしれません。

でも、私たちが毎日行っている動きを考えると、とても身近なものです。

たとえば歩行

右足が前に出るとき、反対側の腕が自然に前へ出ます。骨盤や胸まわりにもわずかな回旋が起こり、身体全体で前へ進んでいます。

床にある物を取るときも、腕だけを伸ばしているわけではありません。足で身体を支え、膝や股関節が動き、体幹が傾き、肩から腕へ動きがつながります。

階段を上るときには、足で床を押し、脚、骨盤、体幹へと動きが伝わります。

椅子から立ち上がるときも、太ももの筋肉だけではなく、足の位置、重心、上半身の傾きなどが関係しています。

さらに、後ろを振り向くときには、首だけをひねるより、胸や骨盤まで一緒に回旋できるほうが自然です。

このように、私たちの日常動作のほとんどは全身運動なのです。

だからこそ、身体の一部分だけではなく、全身をつなげて動かす感覚を練習することには意味があります。

ロープエクササイズと重心・バランス

ロープの動きに合わせて左右へ体重を移すことで、自分の重心や足元を感じながら、動きの中でバランスをとる練習につながります。

「姿勢改善」というと、胸を張って背筋をまっすぐにし、その形を保つことをイメージする方も多いかもしれません。

しかし私たちは、日常生活のほとんどを動きながら過ごしています。

歩くとき。

物を持つとき。

振り向くとき。

階段を上るとき。

片足に体重をかけるとき。

身体の重心は常に移動しています。

大切なのは、姿勢を一つの形に固めることだけではなく、重心が動いても身体が対応できることです。

ロープが右へ流れれば身体も右へ、左へ流れれば身体も左へ。

ただし、身体ごと倒れてしまうのではなく、足元で床を感じながら動きをコントロールします。

ロープという目に見えるものがあるため、自分の動きのタイミングやバランスを感じやすいのも特徴のひとつです。

「正しい姿勢でじっとする」のではなく、動いている中でもバランスを取れる身体を目指していきます。

一般的な筋力トレーニングとの違い

筋力トレーニングが「筋肉に適切な負荷をかけて筋力を高める」ことを得意とするのに対し、ロープエクササイズは「身体の各部をどうつなげて動かすか」を練習できる点に特徴があります。

ここでお伝えしておきたいのは、 WeckMethodが筋力トレーニングの代わりになる、という意味ではないことです。

筋力トレーニングはとても大切です。

年齢を重ねれば筋肉量や筋力を意識した運動も必要になりますし、スクワットなどの筋力トレーニングには大きなメリットがあります。

一方で、筋力があっても「うまく身体を使えない」と感じることがあります。

たとえば太ももの筋力はあるのに歩くと身体が左右に大きく揺れる、腕は動くのに体幹と連動していない、といったケースです。

そこで考えたいのが、「筋力」と「身体操作」の両方です。

ロープエクササイズでは、ロープの動きに合わせて体幹を使い、身体を回旋させ、左右へ重心を移し、足元から上半身へと動きをつなげていきます。

筋肉を鍛えることと、身体を上手に使うこと。

どちらか一方ではなく、それぞれに役割があると考えるとわかりやすいでしょう。

40代・50代・60代にも取り入れたい理由

40代以降の身体づくりでは、筋力だけでなく、バランス・重心移動・回旋・全身の連動といった「動くための要素」も意識することが大切です。

「若い頃は何も考えなくても動けていたのに、最近は身体が重い」

「振り向くと身体全体ではなく、首だけで動いている気がする」

「歩幅が以前より小さくなってきた」

年齢を重ねるにつれて、このように感じる方もいらっしゃいます。

そんな方に知っていただきたいのが、激しく追い込む運動だけが運動ではないということです。

大きな負荷をかけることだけではなく、身体を左右に動かしたり、回旋したり、重心を移したり、リズムよく動いたりすることも、身体づくりの一つです。

WeckMethodのRMT® Ropeは比較的軽量で、公式にもモビリティ、コーディネーション、体幹、回旋動作などをトレーニングするツールとして紹介されています。

「運動=きつい、苦しい」と思っていた方にとっても、ロープの流れを楽しみながら身体を動かすという方法は、これまでとは違った運動の入り口になるかもしれません。

ただし、同じ40代・50代・60代でも身体の状態や運動経験は一人ひとり異なります。

無理に大きく動いたり速く動いたりする必要はなく、その日の身体の状態に合わせて運動強度を調整することが大切です。

WeckMethodのロープエクササイズで目指す3つのこと

ロープエクササイズで大切なのは、ロープを上手に回すこと自体ではありません。身体のつながり、重心移動、力みの少ない動き方を感じることがポイントです。

① 身体のつながりを感じる

まず目指したいのは、「腕だけ」「脚だけ」ではなく、身体全体がつながって動く感覚です。

足元で床を感じ、脚が動き、骨盤、体幹、肩、腕へと動きが伝わっていく。

ロープがスムーズに流れるようになると、「さっきより力を入れていないのに動かしやすい」と感じることがあります。

身体を部分ではなく、ひとつのつながりとして捉えていきます。

② 重心を移動させながらバランスよく動く

人間は歩くたびに、右足、左足へと重心を移しています。

ロープエクササイズでも、左右へのロープの流れに合わせて重心を動かしていきます。

右から左へ。

前から後ろへ。

身体を回旋させながら、足元ではしっかり床を感じる。

こうした動きを通じて、動きながら自分のバランスを感じる練習をしていきます。

③ 力みすぎず、ラクに動ける身体の使い方を学ぶ

一生懸命動こうとすると、私たちはつい肩や腕に力を入れがちです。

しかし、力をたくさん入れれば必ずスムーズに動けるとは限りません。

身体全体を連動させることで、一部分だけに力を集中させずに動けることがあります。

「力を出す」だけではなく、「力を伝える」身体の使い方を知る。

これも、ロープエクササイズで大切にしている考え方です。

運動初心者でもできますか?

最初からロープをきれいに回す必要はありません。動きを小さく分け、自分のペースで身体とロープの流れを覚えていくことが大切です。

「運動経験がほとんどないのですが、大丈夫ですか?」

「身体が硬いので、私には難しいのでは?」

「ロープが絡まりそうで心配です」

初めて見るエクササイズだからこそ、不安になるのは自然なことです。

実際、ロープの動きにはコーディネーションが必要で、最初は左右の動きがうまく合わないこともあります。

WeckMethod公式のトレーニングでも、複雑なロープパターンについては、いきなり完成形を行うのではなく、手の動きや基本ポジションを分けながら練習する方法が紹介されています。

ですから、できないことを恥ずかしく思う必要はありません。

むしろ、

「右はできるのに左は難しい」

「腕に力を入れるクセがある」

「足が止まるとロープもうまく流れない」

と気づくことが、身体を知るきっかけになります。

上手にできることより、自分の身体を感じながら少しずつ動きを覚えていくこと。

運動初心者の方にも、そこから始めていただきたいと考えています。

激しい運動よりも、自分の身体を上手に使いながら「これからも動ける身体」をつくりたい方におすすめしたいエクササイズです。

  • 40代・50代・60代になり、以前より身体が硬くなったと感じる方
  • 運動不足が気になるけれど、激しいトレーニングは苦手な方
  • 姿勢や身体のバランスが気になる方
  • 歩くときの身体の使い方を見直したい方
  • 身体をひねる動作が少なくなったと感じる方
  • 筋トレ以外の身体づくりにも興味がある方
  • 体幹を「固める」だけではなく、動きの中で使いたい方
  • 左右差や自分の動きのクセを知りたい方
  • 重心移動やバランスを意識した運動をしてみたい方
  • 年齢を重ねても自分の足で軽やかに動き続けたい方
  • スポーツのためだけでなく、日常生活に役立つ身体操作を身につけたい方
  • 久留米市や唐津市で新しいエクササイズ、運動教室を探している方
WeckMethodで学んだ動きを取り入れた「ラク動エクササイズ」

「ラク動エクササイズ」は WeckMethodそのものの公式名称ではなく、 WeckMethodで学んだ身体の使い方を一般の方向けに取り入れたエクササイズです。

「トレーニング」という言葉を聞くだけで、

「きつそう」

「私には無理そう」

「若い人がするものでは?」

と感じる方もいらっしゃると思います。

けれども、私が皆さまにお伝えしたいのは、ただ頑張って筋肉を鍛える運動ではありません。

今ある身体をどうつなげれば、もっとラクに動けるのか。

そこを感じていただきたいという思いから、一般の方向けのレッスンでは「ラク動エクササイズ」という親しみやすい名称でお伝えしています。

「ラク」というのは、何もしなくても身体が変わるという意味ではありません。

必要以上に身体を力ませるのではなく、足元から体幹、腕までをつなぎ、自分の身体を効率よく使う感覚を身につけていこうという意味を込めています。

ロープを初めて持った方が、最初は腕だけで一生懸命動かしていたのに、少しずつ足や体幹が参加し始める。

そして、ロープが自然に流れ始める。

その瞬間に、

「あ、さっきよりラク!」

と感じることがあります。

その感覚を楽しみながら、自分の身体について知っていただくことも「ラク動エクササイズ」の目的のひとつです。

「 WeckMethodって何?」という方こそ、まず体験してみてください

ロープエクササイズは、文章や写真だけでは伝わりにくい「動きの感覚」があります。実際にロープを持ち、自分の身体で体験することで理解しやすくなります。

「 WeckMethodって、結局どんな運動なの?」

「運動が苦手な私にもできる?」

「ロープを使うと、自分の身体がどう動くの?」

そんな疑問をお持ちの方には、一度実際にロープを持って身体を動かしていただきたいと思っています。

最初から上手に動けなくても大丈夫です。

身体が硬くても、運動に自信がなくても、まずは今の自分の身体がどう動いているのかを知るところから始めます。

福岡県久留米市や佐賀県唐津市周辺で、40代・50代・60代から始められる運動教室や、これまでとは少し違ったエクササイズを探している方。

「鍛えなければ」から少し視点を変えて、「自分の身体を上手に使って、ラクに動く」という運動を体験してみませんか?

体験レッスンや開催日程については、お気軽にお問い合わせください。

まとめ|鍛えるだけではなく「ラクに動ける身体」へ

WeckMethodのロープエクササイズは、ロープの流れを利用しながら、回旋・重心移動・リズム・バランスなどを通して全身を連動させる身体操作を学ぶトレーニングです。

年齢を重ねていくと、つい「筋力が落ちたから鍛えなければ」と考えがちです。

もちろん筋力は大切です。

けれども、これから先も歩く、立つ、振り向く、階段を上る、物を取るといった日常の動きを続けるためには、筋力と同時に「身体をどう使うか」という視点も持っておきたいものです。

ロープを左右に流す。

身体をひねる。

足元を感じる。

重心を移す。

体幹から腕へ動きをつなげる。

一つひとつを難しく考えるのではなく、ロープのリズムを感じながら身体全体を動かしていきます。

「筋肉をただ鍛えるだけではなく、自分の身体をつなげて、ラクに動くことを学ぶ。」

これが、私がお伝えしていきたい身体づくりです。

「運動は苦手だから」とあきらめるのではなく、今の身体から始めてみませんか。

久留米市・唐津市で、これからの自分のために楽しく身体を動かしたい方をお待ちしています。

講師プロフィール

WeckMethodのセミナーを受講し、MR.T SPECIALIST資格を取得。

WeckMethodで学んだ身体の使い方やロープエクササイズの考え方を取り入れ、一般の方向けに「ラク動エクササイズ」を展開しています。

ただ筋肉を鍛えることだけを目的にするのではなく、足元・脚・骨盤・体幹・肩・腕まで身体全体のつながりを感じながら、自分の身体をより上手に使うことを大切にしています。

運動が得意な方だけではなく、「運動が苦手」「身体が硬い」「年齢を重ねて以前より動きにくくなった」と感じている方にも、無理のないところから身体を動かす楽しさを知っていただきたいと考えています。

福岡県久留米市・佐賀県唐津市を中心に、40代・50代・60代の方にも、年齢を重ねても毎日の生活の中でラクに動ける身体づくりをお伝えしていきます。

※本記事は健康づくり・運動に関する一般的な情報を提供するもので、医療行為や治療を目的としたものではありません。身体に痛みや疾患がある方、治療中の方は、運動を始める前に必要に応じて医師などの専門家へご相談ください。